ユーチューブに、分かり易く、興味をそそる、ビデオ作品が投稿されていました。
・・・・・・追記2014年4月3日
●11次元の膜宇宙(1〜5) 制作:BBC 2002年 翻訳:NHK
http://www.youtube.com/watch?v=v9lCyuvf3FE
http://www.youtube.com/watch?v=Vbd5gVeSJN0
http://www.youtube.com/watch?v=wHmRJot6ReA
http://www.youtube.com/watch?v=yHG8ZZUCbeU
http://www.youtube.com/watch?v=OjPEzUaSqT0
●NHKスペシャル 2013年
『この世は何からできている?』
https://www.youtube.com/watch?v…
『この宇宙はどこから来た?』
https://www.youtube.com/watch?v… ←超弦理論登場
註2:
並行宇宙とかパラレルワールドと呼ばれる時空のうち、私達の時空と隣り合わせなのは、
前出のイメージ図解で見ると、上と下2つしかありませんが、理屈の上ではもっとあり得ます。
イメージ図では、上下方向の1つの軸にまとめてありますが、超弦理論(M理論)では7つです。
A軸,B,C,D,E,F,G軸と名づけると、A軸で隣り合わせなのは上下2つあり、各軸同じです。
A軸での上と下、B軸での上と下、・・・・G軸での上と下と言う具合です。
Aだけで2通りあり、それぞれにBの上と下があるので、更に2倍の4通りになり、
CDEFGと、この繰り返しで倍々になりますので、2×2×2×2×2×2×2=128です。
更に、A〜Gの7軸のうち幾つかが、私達の時空と同位置でも、1つでも上か下なら、お隣です。
同じ位置を中と表現すると、各軸で上中下の3通りあり、全軸が中になるのが私達の時空です。
したがって、お隣の時空は、3×3×3×3×3×3×3−1=2186通りになります。
ただし、この2186通りの全てが、宇宙として成り立つのがどうかというと、別問題ですから、
実際に
すぐ隣の宇宙は幾つあるかは分かりませんが、
最大でも2186と言う事です。
しかし、隣というのと、並行というのと、区別すべきかもしれません。
例えば、将棋盤のマス目を考えると、隣接しているのは、前後左右斜めの8方向です。
しかし、並行していると言えるのは、前後左右の4方向です。
また、サイコロをぎっしり詰め込んだ空間を考えると、斜めも含めると隣接は26方向です。
しかし、並行していると言えるのは、前後左右上下の6方向です。
つまり、
並行しているのは、各軸の値のうち、どれか1つだけ異なり、他が同じという事です。
7つの軸の上中下の値のうち、どれか1つだけが中でない時空が、並行宇宙と定義し直すと、
各軸について、その軸だけ上または下で、他の全てが中の時空は、各軸に2つずつなので、
理屈上、隣接する並行宇宙は、2+2+2+2+2+2+2=14通りあり得ることになります。
ただし、この14通りのすべてが、宇宙として成り立つのがどうかというと、別問題ですから、
実際に
隣接する並行宇宙は幾つあるかは分かりませんが、
最大でも14と言う事です。
加筆2016年10月30日
【宇宙の加速膨張の原因(私的仮説)と警告】 - - - (2015年11月24日〜'16年1月3日追記)
私達が住んでいる宇宙は、膨張中であり、加速しているとの観測結果があります。
この膨張を支えているエネルギー源は何か、全容は解明されていません。
また、宇宙の始まりの瞬間や終わり、これにも諸説があり、結論が出ていません。
参考動画⇒
https://youtu.be/296Q8It_UI4
https://youtu.be/QMAiFRKNAzE
https://youtu.be/CdxTgZ1fsgg
https://youtu.be/6X3l2M3ZYAM
https://youtu.be/qWK2JsJrKrQ
https://youtu.be/OjPEzUaSqT0
宇宙最前線〜137億年の謎〜 - - - - - (2016年1月3日追記)
既に出回っている諸説には、見当たらないのですが、
こんな考え方も有り得るという仮説を思いつきました。
数学的に計算して説明する力はありませんので、
頭に浮かんだ、図形を基に、概要をご説明します。
この仮説が成り立つ場合、人類に危機が迫っているかもしれません。
万一に備えた方が良いかもしれません。
できれば、天文学や理論物理学など専門の方々に、
ブラックホールや宇宙の空洞などについて、
詳しく調査分析して頂きたいものです。
私の仮説の発端は、現在も加速している宇宙の膨張についてです。
その原動力は、ブラックホールの突然の消滅によるという考えです。
こう考えると様々な現象を説明できます。
消滅以前、空間はブラックホールの中心に向かって、落ち込むように歪んでいます。
この歪みの元となるブラックホールが、突然消滅したら、
ブラックホールの底に向かい、引き延ばされていたゴム膜のような空間は、
力から突然に解放されたゴム膜のように、反動で一気に跳ね上がります。
つまり、反重力の発生です。
この反重力を伴って、空間の急膨張が局所的に起こるとともに、
この影響が光の速さで、波のように宇宙全体に広がっていくという仮説です。
この波は、地面が揺れる波である地震にたとえて、『
宇宙空震』
(私的造語)と呼べるでしょう。
宇宙空震の震源から数十億光年離れていても、
その影響は、甚大なものになるかもしれません。
数千万年ごとに引き起こされてきた地球規模の大変動に関わっているかも?
だとすれば、生物の大量絶命が起きたような大厄災になりかねません。
人類の生存や文明の危機です。
宇宙空震の影響で、地球にも天変地異が起き、私達も影響を受けるはずです。
例えば小惑星帯などから軌道が変わった小天体が地球に衝突したり、
地球のマントル対流などに変化が起きて、地殻変動の引き金になったり、
南極大陸の氷河が、大量に海に流れ出して、海面上昇したり、
全世界で地震が起きるかもしれません。
『地球大進化』の上で起きた『
大量絶滅』は、幾つかの要因がとなえられています。
(参考:NHKスペシャル宇宙 地球大進化〜46億年 - - - - web検索してみてください)
2億5千万年前、全生物種の95%が絶滅した原因として、
西シベリアからシベリア中央高原まで広がった超巨大火山噴火が唱えられています。
この時には、大気中のメタン濃度の急上昇と酸素濃度の急低下も起きています。
5500万年前にも、北海の深海底で起きた、
メタンハイドレードの大量気化により、
地球の気候が一気に10℃〜20℃も温暖化したとの説が紹介されています。
また、大量絶滅ではありませんが、8000年前、北欧の氷河が解け地盤が隆起した影響で、
北海の海底で海底地滑りを伴うメタンハイドレードの大量気化が起こったとの説があります。
この他、6550万年前の小惑星衝突で大型恐竜が絶滅したとか、
2600万年周期で、宇宙からの放射線が増加し、雲を増やして寒冷化させるとか。
こうした大量絶滅や気候変動のうち幾つかは、宇宙空震が直接の原因や遠因かもしれません。
- - - - - - - - - - - - - - (2015年12月2日、上記12行追記)
考えたくはありませんが、宇宙空震の波が押し寄せて来た時、
重力減少または反重力状態はどの程度になるか、
その状態が、何秒、何分、何時間続くかです。
場合によっては、大気圧が一時的に減り、これに生物の体が耐えられるかです。
もし、地球表面から、大気の多くが失われたら、長期の低酸素状態が続きます。
病院や航空機にあるような、酸素呼吸器が必需品になるかもしれません。
深海底に溜まっているメタンハイドレードが、減圧の影響で、大量に気化するかも?
そうなったら、温室効果化ガスであるメタンの影響で、地球全体の温暖化は一気に加速!
- - - - - - - - - - - - - - (2015年12月1日、上記2行追記)
宇宙空震を引き起こす局所的空間膨張が、宇宙のどこかで時々起きる一方、
宇宙は、星などの引力によって、縮小もしています。
つまり、宇宙全体としては膨張力と縮小力が同時に存在していると考え、
現時点では、全体として膨張力の方が縮小力より優っていると考える訳です。
局所的空間膨張の中心部分にあるのは、素粒子くらいです。
元々のブラックホールの
シュワルツシルト半径の中にあった物が広がったからです。
局所的空間膨張により、この物質も希薄になり、空洞のようになります。
こうして、宇宙には、銀河の吹き溜まりのような部分と、空洞とができます。
つまり、
宇宙の階層構造です。
銀河の吹き寄せについては、これに合致する観測結果もあります。
宇宙が平均的に膨張しているとする標準的な宇宙モデルから考えれば、
どの方向でも、私達の銀河から観測できる限界の宇宙は、同速度で遠ざかっているはずです。
この場合の私達の銀河は、あたかも中心点のようであり、これを『標準位置』と呼ぶとします。
しかし、観測結果が教えてくれたのは、観測限界の宇宙が遠ざかる速さには偏りがあり、
私達の銀河は、標準位置に対して毎秒600kmの速さで移動しているとのことです。
参考⇒
http://gingaharuka.at.webry.info/200909/article_1.html
- - - - - - - - - - - - - - (2015年12月1日、上記7行追記)
また、この移動方向は、うみへび座の方向とのことです。
参考⇒
http://kijidasu.com/?p=32224
- - - - - - - - - - - - - - (2015年12月2日、上記2行追記)
さて、ブラックホールの突然の消滅がどのような仕組みで起こるか、
消滅したブラックホールの構成物質はどこへ行ってしまうのか、
更に、仮説を加えます。
先ず、広く認められ始めている物理学理論を振り返ります。
超弦理論から進化した
M理論では、私達がいるこの宇宙は、
11次元の中にある、薄膜のようなものであり、
11次元のうちの4次元がこの薄膜の中に広がっていて、
残りの7次元の広がりは、この薄膜の外側にあることになります。
私達は、11次元の中に浮いている4次元の膜宇宙に住んでいます。(
図参照- - @)
この4次元の膜の厚さは、7次元の中の極小領域です。(
図参照- - Fが厚み)
(この厚さ分も一つの次元とみなせば、膜宇宙は5次元とみなすこともできます)
この極小領域は、4次元の中から見ると、極限まで縮こまった存在として、
4次元宇宙のあらゆる所に分散しています。
私達の薄膜宇宙があるように、7次元の中には、他の膜宇宙も多数あります。(
図参照- C)
それぞれ7次元内の位置が、飛び飛びになっており、つながってはいません。
膜宇宙どうしの間では、重力だけが相互作用すると考える説があります。
参考『ブラックホール・膨張宇宙・重力波』⇒
http://synodos.jp/newbook/15536 '15/11/26追記
次からは、私的仮説です。
私達の膜宇宙の中で、ブラックホールが育っていくように、
他にも、ブラックホールが育つ膜宇宙が存在すると考えます。
異なる膜宇宙同士で、互いのブラックホールが重力で引き合います。
基本的には繋がっていない膜宇宙同士ですが、例外が起こります。
巨大化し『
臨界質量』
(私的造語)を超えると、ブラックホール同士が接触すると考えます。
(現在発見されている最大のブラックホールの質量は、太陽の210億倍です)
(参考⇒
NGC4889銀河核 距離:3億800万光年 質量:太陽の210億倍)
(参考⇒
OJ287銀河核 距離:35億光年 質量:太陽の180億倍)
(参考⇒
NGC1277銀河核 距離:2億2千万光年 質量:太陽の170億倍)
(参考⇒
ブラックホールの一覧)
以下、臨界質量付近のものを
超々巨大ブラックホール(
SSBH)と呼ぶことにします。
(SSBH = Special Super Black Hole)
- - - - - - - - - (2016年12月26日、上記2行追記し、以下の用語使用を修正)
異なる膜宇宙のSSBH同士が合体すると、持っていた7次元の値が変化します。
元々持っていた異なる7次元の値の間で、自由に変動するようになります。
7次元の中では、膜宇宙は飛び飛びの値しか取らないのが原則であるのに、
この合体で、原則が破れます。
よって、合体したSSBHは、それぞれの膜宇宙から切り離されます。
こうして、私達の膜宇宙から、SSBHが突然消滅します。
SSBHの突然の消滅が起こり得るものか、懐疑的かもしれませんが、
現在観測できている超巨大ブラックホールの質量を一覧してみると、
太陽質量の200億倍前後に3つ並び、これ以上のものがありません。
これは、200億倍強が、臨界質量である事の証左ではないでしょうか?
- - - - - - - - - - - - - - (2015年12月2日、上記4行追記)
膜宇宙が存在可能な7次元の位置は、飛び飛びになっている訳ですが、
合体したSSBHは、この7次元位置にはいません。
このため、不安定な『
11次元チューブ』(私的造語)として存在します。
合体したSSBH(11次元チューブ)と私達の膜宇宙が切り離される直前、
11次元チューブでは、激しい7次元振動が起きているはずです。
切り離しが始まる時、この7次元振動が元々のSSBHの場所に少し残ります。
残った7次元振動は、空間の膨張エネルギーに変換しながら収束していきます。
こうして、この場所を中心として、局所的な急膨張が起きることになります。
SSBH消滅による重力波を伴い、この急膨張の影響が宇宙に広がります。
- - - - - - - - - - - - - - (2015年12月6日、上記5行追記)
一方、切り離された11次元チューブは、
激しい7次元振動の為に、素粒子を放出して崩壊していきます。
放出された素粒子は、新たに獲得した7次元値に対応した膜宇宙に
遷移します。
一部は、元いた膜宇宙に遷移し、一部は他の膜宇宙に遷移します。
崩壊の過程で、質量の減少を伴えば、素粒子は高エネルギーを持ちます。
それが、『
真空のゆらぎにより、無から生まれる素粒子』の正体かもしれません。
この遷移した素粒子が膜宇宙の中に現れる場所は、宇宙に均一に広がります。
素粒子が飛び込む先の膜宇宙が、
広大な広さを持っていれば、無から生まれる素粒子は薄く広がり、
まだ狭ければ、無から生まれる素粒子は濃く分布するでしょう。
ところで、11次元チューブは、私達の膜宇宙の外側にいる訳ですが、
膜宇宙の外にも重力は漏れ出しているという説に従えば、
11次元チューブの質量から生ずる重力は、私達の膜宇宙に届いているでしょう。
多分これが『ダークマター』の一部になっているものと思います。
私達の膜宇宙の中にある巨大ブラックホール(銀河中心核)の引力と相互作用しながら、
銀河全体に重力を及ぼし銀河の回転速度に影響している可能性があります。
参考⇒
銀河の回転曲線問題
また、ブラックホールが臨界質量にまで育った時に合体するのは、
この11次元チューブの場合もあり得ます。
この場合も、ブラックホールは、7次元値が変化し、膜宇宙から切り離されます。
- - - - - - - - - - - - - - (2015年12月6日、上記10行追記)
このようにして、私達の宇宙からSSBHが消えて行きます。
消えるSSBHが減ると、宇宙全体としての膨張は次第に減速します。
宇宙全体としての膨張は、一本調子ではなく、加速したり減速したりです。
私達の宇宙では、膨張速度が加速していますが、永続するかもしれません。
それは、真空のゆらぎから生まれる素粒子によって増える宇宙の質量の方が、
SSBHの消滅に伴う質量減少より優り、
ブラックホールの成長と消滅が増え続ける場合です。
一方、いつかは、宇宙全体として縮小傾向に移ることも考えられます。
それは、SSBHの消滅に伴って減る宇宙の質量の方が、
真空のゆらぎから生まれる素粒子によって増える宇宙の質量より優り、
成長し消滅するSSBHがいつかは減っていくという場合です。
宇宙が縮小傾向に移る場合でも、宇宙の密度が濃くなるので、
再びブラックホールが育ちやすくなって、SSBHの消滅が起こり、
宇宙全体としての縮小速度にブレーキがかかるでしょう。
従って、「
ビッグクランチ」のような加速度的縮小にはならないと考えます。
こうして、宇宙の縮小が続いていくと、
最後は、空虚に近い空間と、星々が集まった密な空間とに二分され、
密な空間では、最後の巨大ブラックホールが育ちます。
最後の巨大ブラックホールが臨界質量まで育ち、超々巨大ブラックホールSSBHになったとき、
まだ、空間の広がりが残っていれば、
このSSBHが、他の膜宇宙のブラックホールと接触したとき、
最後のSSBHの消滅により、宇宙の局所的急膨張が起きます。
ここへ、消滅したSSBHから戻ってくる素粒子が加わります。
素粒子が、高エネルギーを持ち、高密度で現れる為、
更に膨張を加速させます。
しかし、膨張はここまでです。
宇宙全体の質量を集めても、以前の質量に達しないので、
次の膨張力を生み出すほどの臨界質量のブラックホールは育ちません。
巨大ブラックホールが臨界質量まで育つ前に、
空間の広がりも、全てこのブラックホールに飲み込まれてしまうでしょう。
そして安定したブラックホールとして、空間を持たないまま永く存在し続けるでしょう。
しかし、転機は、いずれ訪れます。
他の合体ブラックホール(11次元チューブ)から、素粒子がここへ遷移してきます。
待ち受けていたブラックホールはこれを取り込み、質量が増していきます。
臨界質量に達した時、他の膜宇宙のブラックホールと接触します。
不安定な11次元チューブの出来上がりです。
この11次元チューブの特異な点は、片方は膜宇宙に繋がっていたのに、
片方には繋がるべき膜宇宙は存在していません。
片方は膜宇宙から切り離されるのに対し、反対側は元の7次元値と繋がったままです。
つまり、反対側の7次元値では、空間の出口が残ったままになっています。
このため、11次元チューブの7次元振動エネルギーは、
出口が残っている方から急速に噴き出します。
*
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - -「
*」印1行、2015年12月6日修正
7次元の中でこの位置は、膜宇宙が成り立つ場である為、
激しく7次元振動していた11次元チューブのエネルギーが、
*
4次元の膨張エネルギーとなって、3次元の中に解放されます。
*
11次元チューブは、7次元振動が極小に収束していく過程で、
*
急速にバラバラになり、3次元の広がりの中に無数に拡散します。
*
これが、新たな膜宇宙の始まり、即ちビックバンとなります。
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - -「
*」印4行、2015年12月8日修正
ビックバンで、11次元チューブがバラバラになったとき、無数の素粒子が生まれたでしょう。
この時、大部分は素粒子レベルにまで分解するとしても、一部は塊のままかもしれません。
7次元の振動エネルギーが、分解と拡散の為のエネルギーに転換するのでしょうが、
この転換が万遍無く均一に起こるとは限りません。
宇宙背景放射にもムラがあるように、エネルギー転換にもムラが生じるかもしれません。
そうなると、極端に言えば、宇宙誕生の時から、ブラックホールも存在したかもしれません。
宇宙誕生からわずか9億年後に存在していたブラックホールが見つかり、
この質量が太陽質量の120億倍もあることが、観測結果から判明しています。(2015年発表)
参考⇒
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/nng/article/20150226/437191/
(クエーサー「SDSS J010013.021280225.8」の観測から判明)
この事実は、従来の理論による宇宙誕生のシナリオでは説明がつかないとのこと。
以上でご説明した宇宙誕生のシナリオなら、充分説明がつくはずです。
- - - - - - - - - - - - - - - - -(以上12行、2016年1月3日追記)
このようにして、4次元の膜宇宙は、
膨張と縮小を繰り返しているものと考えます。
尚、7次元値の異なる超々巨大ブラックホール同士が合体するという着想は、
7次元値の異なる膜宇宙同士が衝突するという仮説をヒントにしましたが、
参考⇒
https://youtu.be/OjPEzUaSqT0?t=0m36s
この仮説より、現実は、もうちょっと複雑で重層的ではないかと考えた次第です。
たとえば、大気の循環から生ずる気象や、地球内部の循環から生ずる大陸移動のように。
また、合体した超々巨大ブラックホールが膜宇宙から切り離されるという着想は、
宇宙から次々と子宇宙や孫宇宙が生まれ、切り離されていくと言う仮説がヒントです。
参考⇒
https://youtu.be/296Q8It_UI4?t=34m20s
- - - - - - - - - - - - - - (2015年12月8日、上記8行追記)
超々巨大ブラックホールについては、今のところ、成長時期で2通りに分けられます。
宇宙の歴史の中で、非常に古いものと、現在に近いものがあり、中間のものが未発見です。
単に、未発見という事でなく、対消滅してしまったのではないかと言うのが、上記の仮説です。
今後、ブラックホールの観測がもっと進んでいけば、ハッキリしてくるものと思います。
- - - - - - - - - - - - --(2016年12月27日、上記4行追記)
【宇宙空震に伴う重力波の試算】 - - - - - - - - - - - - - - - - - (2016年12月6日追記)
相対性理論で計算する能力がない為、読者の皆さんにはご心配をかけました。
【宇宙の加速膨張の原因(私的仮説)と警告】で、宇宙空震の危険性を語りました。
持て余していましたが、手掛かりを見つけましたので、重力波の影響を概算してみました。
結果は、重力波の影響は、地球へは、ほとんど心配無用のレベルになると、推察できました。
私達の宇宙と並行宇宙の双方の超々巨大ブラックホール(SSBH)が引き合い合体すると、
SSBHは、7次元値が変わり、双方の宇宙から切り離され、突然姿を消します。
この
SSBHの対消滅が起こると、想像を絶する超巨大な重力波が発生するはずです。
私にはできませんが、恐らく一般相対性理論を使えば、この重力波は計算可能でしょう。
重力波の例として、一般相対性理論で計算した3タイプが公表されています。(下図参照)
このうち、SSBHの対消滅の波形に一番似ているのは、超新星爆発の波形だと想像します。
(参考
https://youtu.be/VHigl6Eqt50 )
超新星爆発では、
重力崩壊によって、超巨大な質量を持つコアが突然生まれたり、
衝撃波によってコア以外の部分が吹き飛んで、星の質量が急減少します。
巨大質量コアの発生が、グラフが上向きに変化する最初の山として現れ、
次に、星の質量の急減少が、グラフの下向きの谷として現れるのでしょう。
この波形から類推して、SSBHの対消滅の影響を想像してみます。
当てずっぽうなので、2〜3桁くらいの誤差が出ることをご了承ください。
上記参考図の
超新星爆発は、
U型の超新星で、
爆発後に残る中心核が太陽と同じ質量の
中性子星になるケースで、
爆発前の恒星の質量を太陽の20倍としているのではないかと、想像します。
最初の山が、太陽と同じ質量の中性子コアの発生で起き、
次の谷が太陽質量の19倍の消失で起きたものと見なします。
谷の深さは、山の高さの約3.5倍になっています。
発生の速さ、消失の速さで、山の高さや谷の深さは変わるのでしょうし、
当てずっぽうなので、ここでは細かい推察は省きます。
次に、重力波の谷の最大値を、概算で出す方法を試みます。
ここで参考にするのが、2015年9月14日に観測された、ブラックホール合体の重力波です。
太陽質量の39倍と26倍の2つのブラックホール(BH)の
連星の合体です。
2つのBHの中間あたりを中心に、光速の半分ほどで回転したときの重力波が、
13億光年離れた地球に伝わってきました。
連星の軌道上の1点で見れば、BHが千分の5秒で現れ、千分の5秒で消えていきます。
太陽質量の39倍のBHでは、重力波の山と谷が約1×10の−21乗で観測されました。
山や谷が、BHの質量に比例するか否かも問題です。
26倍BHの山や谷と、39倍BHとの山や谷では、質量に比例しているようには見えません。
質量の3乗根に比例しているのかもしれないです。
(球体の氷を水に浮かべた時の沈む深さは、質量の3乗根に比例しますので。)
以上を単純に掛け合わせ、超々巨大ブラックホール(SSBH)の対消滅を考えます。
地球から3億800万光年離れた太陽質量の210億倍のSSBHが、
千分の5秒かけて対消滅すると仮定した場合の重力波の谷の深さ、
(空間の伸びとして現れる歪)を当てずっぽうで概算します。
仮定概算A
重力波の山や谷が質量の3乗根に比例していると仮定すると、この場合の谷の深さは、
(210億/39)の3乗根×(13億/3億800万)の2乗×10の−21乗
で概算でき、約1.45×10の−17乗となります。
仮定概算B
重力波の山や谷が質量に比例していると仮定すると、この場合の谷の深さは、
(210億/39)×(13億/3億800万)の2乗×10の−21乗
で概算でき、約0.959×10の−11乗となります。
仮定Aでも、仮定Bでも、地球上の生命活動や社会活動には、影響無いでしょう。
安心して、重力波望遠鏡の観測を待てば良いものと推察します。
もっと近くで、SSBHの対消滅に遭遇した場合は、どうなるのでしょう?
仮定Aの計算に置き換え、1光年しか離れていないとすると、
(210億/39)の3乗根×(13億/1)の2乗×10の−21乗
で概算でき、約1.37となります。
伸びる分だけで元の長さの1.37ですから、2.37倍に伸びることになります。
仮定Bの計算に置き換え、1千光年しか離れていないとすると、
(210億/39)×(13億/1千)の2乗×10の−21乗
で概算でき、約0.91となります。
伸びる分だけで元の長さの0.91倍ですから、1.91倍に伸びることになります。
空間が一瞬にして2.37倍や1.91倍に引き延ばされたら、
ほとんどの生物はバラバラに引き裂かれ、生き残れないでしょう。
天体の中の固体も、一旦は、細かく砕かれてしまうでしょう。
更に、SSBHの対消滅の残りカスが、7次元振動しながら崩壊し、
莫大なエネルギーを放出して、
高エネルギーの嵐となって襲い掛かるでしょうから、
バラバラになった破片が、宇宙に飛ばされるのかもしれません。
1光年は約9兆4600億kmで、
太陽から海王星までの約45億kmの距離の約2100倍になります。
1千光年なら海王星までの210万倍、私達のスケールでは、とても遠いところです。
しかし、私達の銀河系の直径である約10万光年に比べると、宇宙では直ぐ近くです。
太陽質量の200億倍超のブラックホール(SSBH)が、そんな近くに無いことに感謝します。
【宇宙空震に伴う高エネルギーの嵐】 - - - - - - - - - - - - - - - (2016年12月21日追記)
太陽質量の210億倍の超巨大ブラックホール(SSBH)までの距離は、3億800万光年です。
SSBHの対消滅に伴って発生する高エネルギーの嵐は、光速より遅い
素粒子嵐と、
光速で進むX線やγ線などの
電磁気嵐と、別々の時期に到達するでしょう。
重力波の伝播は光速ですから、SBH対消滅による重力波を観測していれば、
何に伴う電磁気嵐が起きたか、どれくらい後に第2波の素粒子嵐が来るのか分かるはずです。
これらの電磁気嵐や素粒子嵐が、どの程度の被害を太陽系や地球に及ぼすかは不明です。
人類にとって、厄災になるのか、ならないのか、厄災ならどの程度か、私には解りません。
電磁気嵐として既に観測されているものとして、ガンマ線バーストがあります。
解説⇒
超新星爆発に伴うガンマ(γ)線バーストのムービー解説
SSBH対消滅は、相対性理論で計算すれば分かるのかもしれませんが、私にはできません。
一方、SSBHに向け光速の何分の1かで探査機を飛ばし、素粒子嵐を観測して知らせれば、
電磁気嵐は予報できなくても、素粒子嵐は予報できるはずです。
光速の何分の1かで進む探査機は、理論的には作れます。
ソーラーセイルを地球からのレーザー光線で航行させれば良いのです。(参考:
イカロス)
こうすれば、地球上で重力波を検知してから、素粒子嵐が到達するまで、
観測機の到達位置次第では、数十年以上の時間的余裕が残されます。
電磁気嵐や素粒子嵐が、生命体に影響しない程度なら、電子機器対策だけで済むでしょうし、
生命体に影響する場合でも、地下に潜ってやり過ごせるのであれば、
ノアの箱舟のような役割の地下都市を作り、人類や生物の種の保存をすれば良いでしょう。
これらだけでなく、宇宙空震に伴って、太陽系外や銀河系外から巨大隕石が飛来するとか、
あるいは、太陽系内の小惑星が軌道を変え、その後、地球へ衝突することまで心配なら、
参考:小惑星衝突を避けるには⇒
https://youtu.be/seEOdbIav_c
直径400kmの小惑星衝突なら⇒
https://youtu.be/bA2afzgT1iM
地球を脱出避難するには⇒
https://youtu.be/ppXXBsB7UXw
地下都市だけでなく、巨大隕石や小惑星の衝突を避ける技術開発も必要になるでしょう。
あるいは、一旦、太陽系を離れ、もっと安全な場所に移動する宇宙旅行もあり得るでしょう。
例えば、ブラックホールの陰になって、隕石や小惑星の飛来が少ない場所なら安全とか。
いずれにしても、人類が今保有している技術力や経済力、政治文化力では、まだまだ不足。
巨大技術力、巨大経済力が必要になりますし、これらを動かす国際的な意思の調整も必要。
人類文明が恐竜のように滅んでしまうのか、何万年、何億年と生き延びれるのか、
まだまだ、課題はたくさん残っていると言えるでしょう。
【宇宙空震に伴う電磁気嵐】 - - - - - - - - - - - - - - - - - (2016年12月23〜25日追記)
超々巨大ブラックホール(SSBH)の対消滅に伴う電磁気嵐がどの程度か、概算してみます。
この嵐は、理論的に推測されているインフレーション理論やビックバンと酷似するでしょう。
私達の宇宙のSSBHが、7次元値の異なる並行宇宙のSSBHと合体した状態は、
7次元振動する巨大質量の極小物質であり、インフレーション理論の『
宇宙の素』と同じです。
参考⇒
https://youtu.be/yPjgSJo2uWA
参考⇒
https://youtu.be/296Q8It_UI4?t=34m00s
合体したSSBHは、7次元振動しながら少しずつ蒸発し、いずれは消滅するものと思われます。
蒸発を始めたばかりのうちに、元々居た二つの宇宙から分離されます。
7次元値が二つの宇宙と異なるから、繋がりを維持できず、引きちぎれるように、分離します。
この分離の時に、「宇宙の素」の一部が、私達の宇宙に少量残ると仮定します。
分離の時には、巨大質量が私達の宇宙から切り離される為、巨大な負の重力波が生じます。
この負の重力波によって、「宇宙の素」の一部が、インフレーション的に膨張します。
膨張した宇宙の素は、激しく7次元振動しながら、巨大エネルギー放射と共に蒸発します。
この巨大エネルギー放射が、光の一種のX線やγ線などの電磁気嵐になる訳です。
問題のSSBHは、質量が太陽の210億倍で、地球までの距離が3億800万光年です。
質量の何%が、巨大エネルギー放射に転換されるかによって、電磁気嵐の規模が決まります。
理論的な根拠はありませんが、5%がエネルギーに転換されるものと仮定して概算してみます。
太陽のエネルギーは、核融合によって生まれますが、「E=M×Cの2乗」で表されるように、
質量がエネルギーに転換して生まれています。
この減少量は、毎秒43億kgになります。
太陽の質量は、(1.9884±0.0002)×10の30乗kgですから、
1秒間のエネルギー転換量を太陽の質量で割り算すると、2.16×10の−21乗になります。
一方、210億太陽質量の5%が、エネルギーに転換され、地球に届くとしたら、
この量を地球上で1秒間に受け取る太陽のエネルギー量の何倍になるか概算すると、
太陽から地球までの平均距離は、1.496×10の8乗kmであり、
問題のSSBHから地球までの距離は、3.08億光年で、
1光年は9.46兆kmですから、
概算値は、
(2.1×10の10乗×5%)/(2.16×10の−21乗)
×((1.496×10の8乗km)/(3.08×10の8乗×9.46×10の12乗km))の2乗
=1.28×10の3乗=1280倍
となりますので、
太陽から1280秒(21分20秒)間に受取るエネルギーを一瞬で受けることになります。
可燃性の物なら、発火してしまうでしょうし、
X線やγ線で受ける事になるので、生物の遺伝子は、深刻なダメージを受けます。
問題にしているSSBHの5%ではなく、1%だとしても、太陽エネルギーの4分16秒相当です。
X線やγ線で受けたら、遺伝子へのダメージは、深刻になるでしょう。
参考⇒
超新星爆発に伴うガンマ(γ)線バーストのムービー解説
なぜ深刻になるか説明します。
太陽エネルギーは、太陽核で生まれたときは、ほとんどがX線やγ線ですが、
分厚い対流層や放射層を長い年月をかけて通過する間に、
大部分が可視光線に変化します。
更に、地球に届くX線やγ線は、オゾン層で大部分が吸収され、ほとんど無害になります。
ところが、SSBH対消滅に伴うX線やγ線は、そのまま届き、オゾン層でも吸収しきれず、
地球上の生物に降りそそぎますので、遺伝子に深刻なダメージを与えることになります。
SSBH対消滅の電磁気嵐を受けたら、
大気が発光し、夜でも昼のように明るくなるかもしれず、
昼間に受けたら、大気の発光の方が、太陽より明るくなり、太陽が黒く見えるかもしれません。
とても恐ろしく、不気味な現象ですが、何かの予言書にもあったような気もします。
地球上でSSBHに向いた側は、電磁気嵐に直接さらされ、このような被害をすぐに受けます。
直接さらされない側も、オゾン層が広範囲に破壊される為に、じわじわと被害を受けます。
不気味がっているだけでなく、真剣に、地下都市の建設を始めた方が良いかもしれません。
被害の深刻さにはバラツキがあり、国際的な支援の枠組みも構築しておく必要があるでしょう。
いつ襲われるか解らないSSBH対消滅による天災ですが、これに備えるならば、
人類が、無益な争いを止め、力を合わせて協力していく契機にもなるはずです。
災い転じて福となすかも知れないですね。
- - - - - - - - - - - - (以19下行、2016年12月25日追記)
このような天災が間近に迫る前に、他の惑星や恒星系に移り住んでおくのも一つの方法です。
その方が、人類の生き残りのチャンスが広がり、万一の場合の避難も容易になるでしょう。
技術的な課題は、多分、根本的と言えるほどの革新は不要で、現在の延長でも足りるでしょう。
しかし、その前に乗り越えておかねばならない事があります。
人と人が、互いに多様性を許容し尊重しながら、学び合い、自発的に自己改善していく事です。
生物学では、遺伝的多様性を保った方が、伝染病や遺伝病に強くなり、種として強靭です。
同じことが、人間の社会や文化、経済にも当てはまるはずです。即ち、多様性の尊重です。
ところが、グローバリスト達は、多様性を尊重する素振りをしつつ、均質化に向かいました。
多様性の尊重なら、国境や国籍、異文化、伝統も尊重するはずですが、統一を目指しました。
この人達は、恐らく自分の拠所に劣等感を持ち、均質化の中に逃げ込もうとしていたのでは?
自分のマイノリティーに、劣等意識をもつ人達が、低俗なグローバル化を叫んだのでは?
本当の解決策は、低俗なグローバル化ではなく、
自己受容の醸成、そして相互承認でしょうが、
私達人類の現実は、まだ、ここまで到達していません。
互いに比較し、劣等感や優越感、妬み、羨望、強欲などに囚われ、
多くの国々で、収奪や戦闘、そして戦争に発展することを止められないでいます。
このまま宇宙に飛び立ち移り住んでも、より大きな争いに発展させるだけです。
宇宙の中で、人類以外に、高度に発達した知的生命体がいるとしたら、
宇宙に出た人類を見て、笑うだけならまだしも、危険な種族として、駆除しかねないでしょう。
地球の中だけで争っているので、大目に見てもらえているのかも知れませんね。