部品調達
YSR車体:同じことを考えている人も多いものです。当方の近所のお兄さんも昔同じような仕様を
造ったことがあるそうで、それを譲って頂きました。
お兄さんには悪いですが、ハッキリ言ってこれは×です。
TZR125エンジン搭載です。エンジンは簡易のカラーでマウント位置を調整してありますが造りが雑です。
エンジン位置もあまり考えていません。ラジエターはDT50もモノを使用していて容量が絶対的に足りません。
前後スプロケ・チェーンは50cc用を使っているのでパワーを掛けたらいつ切れてもおかしくありません。
マフラーに至ってはTZR125用のフランジ部をカットして付け、本体・エンド部をYSRノーマルマフラーを切って
溶接したモノです。こんな仕様でも「直線は速すぎて怖かった」とのコトです。
*画像は当方が製作したYSR200です。一応完成形です。
200cc概論
さて筆者の他にも、数限りなく「YSR200」カスタムを手がけた人がいらっしゃいます。
ネットでもそんなインプレとか載っていますが、そんな記事の「ウソと真」について書きます。
一番多い批評に「ジャジャ馬」、「化け物じみた乗り味」、「ウィリー仕様」なんてコメントがあります。
これを批判するつもりもないですが、
@ちゃんとアジャスティング(セッティング)してあるマシン?
よくあるのが「ポン付けマシン」。とりあえずエンジンを載せてみただけってヤツ。
たしかにパワーは出てるかもしれないけど、17インチを12インチのホイールに交換したんだから
スプロケとか変えなきゃいけないってわかるでしょ。
リヤのスプロケに40丁付近を使っていたら、極端な加速重視で「ウィリー仕様」は当たり前です。
A原付とおもってナメてかかっていませんか?
見た目は原付です。ナニも説明無しに他人に乗らせたら、原付感覚で運転するのは仕方ないです。
(筆者も冗談まじりに2人ほど説明無しで乗せて、2人共フロントを浮かせたっけ)
原付感覚でアクセルを開けていませんか? イキナリ、ワイドオープンとかって!!
YSR200(125)レシピ
・YSR50(80)一台
・SDRエンジン+ハーネス一式
またはTZR125エンジン
・NSR50前後足周り
・TZR50セパハン
・TZMアッパーカウルステー
・NSR250R(88)ライト・
・NSR250R(87)左右ステップ
・ワンオフパーツ10点
・最小溶接箇所2点 但し補強を含めた溶接モリ4点
TZM200(125)レシピ
・TZM50R 一台
・SDRエンジン+ハーネス一式
またはTZR125エンジン
・ワンオフパーツ 7点
・最小溶接箇所2点
これだけ見るとTZMの方が安価に思えるけど
それなりにメリット、デメリットはあります。
詳細は次回にでも・・・。