・・・・・魂のルネッサンス 心と魂の解放 ・・・・・
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<第1章-1>     心のリセット

心がしぼんでいると、なかなかやる気が出てきませんね。
差し迫った危機感に煽られてやっと動き出す。
だから、そんな時は、いつもギリギリになったり、遅れたり。
そしてまた、自己嫌悪して、心をしぼませる。
もう、そんな繰り返しは止めにしましょう。

楽な姿勢をとって、まず深呼吸してください。
両手を体の中心、ヘソのあたりにもっていきます。
柔らかく、にぎり飯を握.る時のように両手をあわせてください。
左手で、右手の温もりを感じ取り、
右手で、左手の温もりを感じてください。

(これから先は、静かに瞑想しながら、自己暗示をかけてください。)

両手の温もりが、だんだんパワーアップして、*
腕から肩、胴体、両足、頭と、体全体に、じわじわ広がり、*
あなたの周り全体に、その温もりが広がっていきます。
まだまだ、どんどん広がり、*
家全体から、地域、国、地球、太陽系、銀河、*
宇宙全体に、その温もりは広がっていきます。
今、あなたは、その温もりの中に包まれています。

次は、その温もりを、からだ全体でたっぷり吸収してください。*
その温もりが、両手で握っている中心に、また集まってきます。
そしてまた、パワーアップした温もりが、
今度は、一気に広がります。*
温もりのビッグバンです。*
今、あなたは、温もりの中に、二重に包まれています。

 (*注) 2010年10月13日「*」部分修正。慣れると、1回目に温もりが広がるときから、
      一気に広がるイメージで、自己暗示をかけることもできます。

この繰り返しを、気の済むまでやってみてください。
しぼんだ心が膨らんでくるのが分かるはずです。
このとき、あなたが頼みとする神様があれば、神に祈りながらでも良いでしょう。
「心のリセット」は、心と魂の癒しです。

疲れが溜まっていたら、ゆっくりと休んでください。
目覚めたときは、すっきりと、一日を始めることができるでしょう。

疲れが溜まっていなければ、
やろうと思っていた事を始める、今がチャンスです。


参考書304306307402

修正:2009年8月16日
心のリセットを試すとき、
手の温もりが、なかなか感じにくいかもしれません。
でも、大抵は室温より手の方が温かくなっています。

片手を、ポケットや服の中にしばらく入れ、
もう片方は、近くにあるテーブルや家具など室温に近いものに触り、
冷たさを感じた手を、もう片方の手と合わせてみてください。

感じた冷たさより、手の方が、わずかでも温かいはずです。
しばらく両手を握り合わせていると、握っていた中心がだんだん温まってきます。
両手を離してみると、空気の方が冷たくて、握り直すと手の方が温かい。
「温もり」とは、そのような微かなものです。

心のリセットは、一日に、一回でも、何回でも、あるいは数日置きでもかまいません。
心のリセットは、ご自分の調子に合わせて試してみて下さい。

追記:2010年3月22日
加筆:2010年7月8日

寒い時は、手の指先が冷たくて、温もりが感じにくいかもしれません。
そんなときは、手の握り方を変えてもかまいません。

最初に説明した握り方は、写真の1の形から入り2の形で握ります。左右逆でも構いません。
指先が冷たい時は、写真の3の形から入り4の形で握り、左右逆の5の形でも構いません。
 

 要するに、両手を合わせ、右が左の、左が右の温もりを感ずることから始め、左右の相互作用を意識する事と、温もりが広がるイメージの自己暗示がかけられれば、形には拘りません。
 追記:2011年2月8日
 

  





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