<第5章-2> 不可思議光にシンクロする
神様は、人の願いの為に働こうとされているのではありません。
可能性と可能性のせめぎ合いの中で、
7次元の諸法則やこの世の諸法則に従い、何かが実現するだけです。
私達にできることは、可能性を少しでも高めるよう努めることだけです。
諸法則の一端でもより多く心得て、可能性のより高い道を選ぶことです。
知性で把握できることは限界があります。
精神活動の中の無意識の領域で、魂をアンテナとすれば、
すぐれた芸術作品に接する時や、創作する時のように、
知性の限界を超えた諸法則のメッセージを受信できるでしょう。(参考書307)
これを「不可思議光にシンクロする」と呼びたいと思います。
幸、不幸とは言いますが、それを神様のせいにしても、始まりません。
諸法則に従って、起きた結果については、
現実を受け入れ、新鮮な目で見つめることで、新たな道が垣間見えてきます。
願いが叶っても、喜んでばかりではいけません。
幾重にも包んで下さっている数々の魂が、互いのバランスを変えていくからです。
4次元の世界では、バランスも、一定に止まることなく、変化し続けます。
バランスが変わることを恐れていては、何もできません。
新たなバランスが必要です。
一時のバランスの下で、一時の休息が得られるだけです。
いつまでも立ち止まっていることはできません。
修正:2009年9月1日
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