<第6章-2> アプローチの工夫
手掛かりを求めて、書店の心理学のコーナーへ立ち寄りました。
すると、神様の導きだったのでしょうか、
ある本の背表紙が目に入り、釘づけになりました。
そこには、「心の合い鍵」の見つけ方、と書いてあります。
思わず、手に取ってみました。(参考書311)
セールスの心理を解説した本でした。
しかし、自分の魂を、人様に理解していただく、
あるいは、人様の魂を理解すると言う点では、変わりありません。
問題に対応するとき、人は、それぞれ習慣的に特徴的な心理状態になる。
この習慣的心理をわきまえたアプローチをしないと、
相手は、不安になり、拒絶反応を示すようになる。
だから、信頼を得て、付き合いを深めるには、
相手の習慣的心理に合わせて、アプローチを工夫しなさいと言う本でした。
この本によると、「折衝・交渉」を行うときの心理的習慣には、
「聞取り先行」で折衝するか、「主張先行」で折衝するか、の傾向があり、
この両極端の間のどこかに、人それぞれ自分の馴染んでいる心理的習慣がある。
他の人と「協調」した動きをしようとするときの心理的習慣にも、
「仕組み先行」で考えるか、「心情先行」で考えるか、の傾向があり、
この両極端の間のどこかに、それぞれ馴染んでいる心理的習慣がある。
この「折衝・交渉」の傾向と、「協調」の傾向を、グラフの縦軸と横軸にして、
心理的習慣を分類すると、
全ての人の心理的習慣は、大きくは、4通りに分かれると言うものでした。
おやっ、ひょっとして、と思いました。
私が馴染んでいる心理的習慣は、「仕組み先行」であり、かつ、「聞取り先行」です。
最も苦手な人は、「心情先行」であり、かつ、「主張先行」です。
全く正反対です。
私が一生懸命になれば、なる程、かえって、逆効果だったのです。
納得できると同時に、神様のお導きに感謝しました。
この人とは、バイオリズムがことごとく正反対、(参考書309)
九つの性格は、私が「タイプ5」で、この人が「タイプ3」、(参考書303)
となっていて、自然な成行きのままでは噛み合わない為、色々工夫していましたが、
もう、ひと工夫が足りなかったのです。
今は、これを基に、アプローチの方法を工夫し始めているところです。
今後の進展を期待していてください。
そのうち、このホームページで、経過を報告します。
修正:2009年8月10日
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